【茅ヶ崎】中古物件を売買!不動産査定での価格の決まり方・売り出し価格との違い
【茅ヶ崎】中古物件売買での不動産査定の重要性と査定価格・売り出し価格の違い
土地・建物を問わず不動産売買が初めての場合、何から始めたらいいか、どのように進めたらいいか分からない方もいらっしゃるでしょう。そこで、中古物件の不動産査定の重要性や不動産会社が行う査定方法、査定価格を決める要素、査定価格と売り出し価格の違いを解説します。
茅ヶ崎エリアの不動産売買でしたら、藤沢市・茅ヶ崎市不動産売却相談窓口で不動産査定しませんか?土地・戸建て・マンション・アパート・空き家など、様々な不動産売買をお任せいただけます。
不動産売買における中古物件査定の重要性

適正な査定価格を知ることで売買交渉の指針となる
不動産売買において、適正な査定価格を把握することは、査定価格は売買交渉の際の目安となるため非常に重要です。査定価格が適正であれば、売主・買主双方が現実的な価格感覚を持つことができます。売主は過剰な期待値を持たず、買主も高すぎる価格を支払うリスクを回避できます。つまり、適正な査定価格があることで売買交渉がスムーズに進められるのです。
一方、査定価格が適正でない場合、以下のようなリスクが生じます。
- 売主が高すぎる価格に固執し、交渉が難航する
- 買主が安すぎる価格を提示し、売買が成立しない
このように、適正な査定価格を知ることは、売買交渉を円滑に進める上で極めて重要な指針となります。売却活動の中で、適宜価格の見直しを行うことが重要です。
茅ヶ崎で不動産売買が必要な際は、藤沢市・茅ヶ崎市不動産売却相談窓口にお任せください。茅ヶ崎を含む湘南エリアで30年以上生活してきたため、相場はもちろん、地域性を踏まえた適正価格での不動産査定が可能です。
中古物件の不動産査定の方法は?
不動産会社は、中古物件の不動産査定にあたり主に2つの方法を用いています。
簡易査定(机上査定)
簡易査定(机上査定)とは、不動産の現地確認を行わずに物件の概要情報のみから査定士が概算の査定価格を算出する方法です。
- 類似物件の過去の成約価格
- 現在販売中の類似物件の販売価格
- 路線価や固定資産税評価額などの公的な価格
- 景気の動向
机上査定のメリットは、現地訪問の手間がかからず手軽に査定価格を知ることができる点です。一方で、物件の個別事情を反映できないため正確性に欠ける側面があります。机上査定は物件の大まかな価格感を掴む程度の目的にとどめ、実際の売却に際しては訪問査定を活用することが賢明です。
訪問査定(実地調査)
訪問査定とは、査定士が実際に物件の現地に赴き、立地条件や建物の状態を直接確認する査定方法です。訪問査定は以下のようなメリットがあります。
- 立地条件の詳細を把握できる:最寄り駅や主要道路からの距離、周辺環境(商業施設、公園、嫌悪施設など)
- 建物の現状を正確に把握できる:間取り・日当たり・眺望など、設備の老朽化や汚損の状況、リフォームの有無と内容
訪問査定では、机上査定では把握しきれない細かな情報を確認できるため、より正確な査定価格を算出することができます。ただし時間を要するため、早めに検討するのがよいでしょう。
藤沢市・茅ヶ崎市不動産売却相談窓口では、簡易査定・訪問査定どちらにも対応しています。茅ヶ崎エリアで不動産売買を検討している方は、お気軽にお問い合わせください。
不動産査定価格を決める主な要素

立地条件
中古物件の不動産査定において、立地条件は最も重要な要素の一つです。
- 良好な周辺環境(プラス要素):学校、公園、商業施設が近接、緑が多い静かな住宅街
- 悪い周辺環境(マイナス要素):騒音や臭気を伴う工場、病院、治安が悪い地域
最寄り駅からの距離
物件の価格を左右する大きな要素として、最寄り駅からの距離が挙げられます。一般的に、駅から徒歩10分(800m)圏内の物件は高く評価されます。徒歩10分以内の物件は、以下のように価格に大きな差が出る傾向にあります。
- 徒歩3分(240m)以内:+15%
- 徒歩5分(400m)圏内:+10%
- 徒歩8分(640m)圏内:+5%
一方、徒歩15分(1,200m)を超えると価格は下がり始めます。
道路条件(幅員・種別)
道路の幅員が広ければ、日照・通風・プライバシーなどの面で良好な住環境が期待できます。一般的に、幅員6m以上が望ましいとされています。また、道路の種別(私道・市町村道・県道・国道など)も重要です。不動産売却では、公的な管理がなされている市町村道以上が安心です。私道の場合は、通行の権利関係や将来の拡張の見込みなどに不安が残ります。
周辺の環境(施設、嫌悪施設の有無)
物件周辺の環境のうち、特に「嫌悪施設」の有無は重要事項として説明が義務付けられています。嫌悪施設とは、生活への重大な支障や心理的に影響を与える可能性のある施設のことで、例えばごみ焼却場や鉄道、墓地などが該当します。ただし、嫌悪施設に該当するかは一概に言えず、物件からの距離なども考慮する必要があります。
物件の状態・条件
築年数
戸建てやマンションを問わず、不動産の資産価値と築年数は大きな関係があります。築年数が経過すればするほど価格が下がっていくのが、一般的な不動産の資産価値です。中古戸建ての場合、築30年を超えると建物の価値はほぼなくなりますが、鉄筋コンクリート造のアパートやマンションは築30年を超えても戸建てと比較して価値が落ちにくいのが特徴的です。
間取り
住宅の間取りは、LDKの広さや主要部屋の配置などが適切かどうかが重視されます。近年は、個室が多い4LDKや3LDKなどの広めの間取りが人気です。一方で、1Kや1DKなどのコンパクトな間取りは、単身者向けには適していますが、家族世帯には狭く感じられがちです。
価格査定でプラスとなる間取り例:LDKが18畳以上ある、プライバシーが確保された個室が3つ以上ある、キッチンとリビングがワンルームとなっている、主要部屋が南向きあるいは東向き
日当たり・眺望
日当たりが良好であれば、明るく開放的な室内環境が得られます。一方、眺望が良ければ景観の良さから心理的な満足感が高まります。南向きの物件は日当たりが良く、北側の部屋は日照不足になりがちです。日当たり・眺望が良好であればあるほど、査定価格は高くなる傾向にあります。
リフォーム状況
リフォームの有無の中でも、特にキッチン・浴室・洗面所・トイレといった水回りの設備は重要です。これらの水回りを最新のものに生まれ変わらせることで、物件の価値は大幅に上がる可能性があります。ただし、中古物件を探す方は立地や価格を重視して選ぶ方もいるため、リフォームが必ずしもメリットになるとは限りません。
需給バランス
不動産物件の査定価格を左右する大きな要因として、需給バランスが挙げられます。需要と供給のバランスが適切でない場合、市場で期待される適正価格と乖離が生じてしまいます。
需要側の要因としては人口動向、供給側の要因としては過去の取引事例が不動産の需給バランスに大きな影響を与えます。
人口動向
人口が増加傾向にある地域では、住宅需要が高まるため不動産価格は上昇しやすくなります。
一方で人口減少地域では、需要が低下するため価格は下落しがちです。
取引事例
比較法では、まず過去半年以内に取引された物件の中から、査定対象の物件と条件が近い成約事例をいくつか選びます。 具体的には以下の条件から選びます。
- 同等品、同規模の事例地
- 査定地と同一圏内の事例地
- 査定地と都市計画区域が同じ取引事例
特に同等品、同規模の事例地を選ぶことが重要です。 土地の面積や間取り、建物の築年数などが査定対象の物件に近いものを選びます。
こうして選んだ成約事例の価格を参考に、査定対象の物件の査定価格を算出していきます。
不動産査定で算出される価格と売り出し価格の違い
不動産査定で出る価格は、不動産の適正価格の目安を示したものです。査定価格はあくまで適正価格の目安となる「参考価格」に過ぎません。売り出し価格は、査定価格を基に需給バランスなどの市場動向を勘案して設定されます。売主と買主の価格観のずれを埋める調整が行われ、最終的に売買契約が成立します。つまり、査定価格は売買価格を決める上で大切な判断材料となりますが、そのまま売買価格になるわけではありません。査定価格と売買価格は必ずしも一致しないことを理解しておく必要があります。
一方、売り出し価格は需給バランスを加味した実勢価格となります。つまり、査定価格は物件の状態や立地条件などを総合的に判断し算出された適正価格の範囲内の価格ですが、売り出し価格はさらに以下の要素を考慮して決められます。
- 売主の希望
- 需給関係(人口動向、取引事例など)
- 周辺の類似物件の価格
- マーケットの動向
売主・買主双方が現実的な価格感覚を持つことが、スムーズな不動産売買につながります。
不動産売買の成功への道:中古物件と土地の適正価格を見極める査定のコツ
不動産売買において、適正価格を見極めることは非常に重要です。特に中古物件や土地の場合、その価値を正確に把握するのは簡単ではありません。ここでは、査定のコツをいくつかご紹介します。
まず、複数の不動産会社に依頼して一括査定を行うことをおすすめします。各社の査定結果を比較することで、より正確な市場価値を把握できます。また、査定を依頼する際は以下の点に注意しましょう。
- 物件の良い点だけでなく、気になる点も正直に伝える
- 最近行ったリフォームや修繕の内容を詳しく説明する
- 周辺の開発計画や将来の変化について情報を集める
次に、ご自身でも物件の価値を調べてみることが大切です。以下のような方法があります。
- 国土交通省の土地総合情報システムで取引事例を確認
- 不動産ポータルサイトで類似物件の相場を調査
- 固定資産税評価額から概算相場を算出
これらの情報を総合的に判断し、プロの査定結果と照らし合わせることで、より正確な適正価格を見極めることができます。
茅ヶ崎の不動産査定・売買価格事情
茅ヶ崎市の不動産市場は、湘南エリアの人気を反映して活況を呈しています。海辺のリゾート感と都心へのアクセスの良さから、マンションや一戸建ての需要が高まっています。参考に、不動産査定価格の一例をご紹介します。
- 一戸建て(築10年、延床面積70平方メートル):約3,112万円(坪単価147万円)
- 土地(敷地面積70平方メートル):約1,833万円(坪単価87万円)
- マンション(築10年、専有面積70平方メートル):約3,963万円(坪単価187万円)
不動産査定価格は、立地や物件の個別条件により変動します。例えば、駅からの距離や海への近さ、日当たりの良さなどが大きく影響します。
茅ヶ崎市で多い不動産売却理由は買い替えで、平均4.5社の不動産会社へ査定依頼をする傾向にあるようです。地元で信頼される不動産会社は、地域密着型のサービスや豊富な取引実績を強みとしています。
茅ヶ崎市で不動産売却を検討される方は、複数社での査定や地域の相場情報の確認、そして信頼できる不動産会社選びが重要です。茅ヶ崎市の不動産市場は今後も安定した需要が見込まれますが、個々の物件条件や市場動向を慎重に見極めることが、成功の鍵となるでしょう。
【茅ヶ崎】不動産売買契約時の注意点とトラブル回避法
茅ヶ崎エリアでの不動産売買契約時には、契約内容の詳細を十分に確認し、トラブルを未然に防ぐことが重要です。
重要事項説明書には、物件の権利関係、法的制限、設備の状態などが記載されているため、事前に内容をしっかり確認しましょう。物件の引き渡し時期や契約解除条件、違約金の有無などもチェックしたいポイントです。
また、売買契約には仲介手数料や登記費用などの諸経費も発生しますので、不動産査定額などと併せて把握しておくことが大切です。さらに、物件の現状に問題がないか、内覧時や引き渡し前に再確認することも忘れずに行いましょう。信頼できる不動産会社に相談して不明点を解消すると、スムーズに契約を進めることが可能です。
茅ヶ崎で土地・中古物件の不動産売買・不動産査定はお任せ!
不動産は、まったく同じ条件・状態という物件は非常に珍しく、土地・建物ともに個別性が高いのが特徴です。室内や外観の状態、土地の形、売却のタイミングや査定する不動産会社など、マンション内で同じフロア・同じ間取りであっても査定額は異なります。
茅ヶ崎で土地や中古物件の不動産売買でしたら、ぜひ藤沢市・茅ヶ崎市不動産売却相談窓口にお任せください。湘南エリアで生活して30年以上、大手不動産会社での業界歴20年以上の知識・経験・実績を活かし、売り手・買い手両者のサポートが可能です。
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